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BMW バイクでもコーディングを始めました(2)! スポーツメーターを利用できるようにする

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 BMWのクルマでのコーディング歴は10年を超えますが、BMWのバイクを導入したことに伴い、バイクのコーディングを始めました。

 他サイトを見ていると、スポーツモデルではスポーツメーターが標準で表示されるようになっており、これを起動するとバンク角やブレーキ圧力、そしてDTCの介入レベルがリアルタイムで、さらにそれぞれの最大値が表示されるようです。

 おそらくサーキットでの使用を想定してるのでしょうが、アドベンチャーバイクでもワインディングを攻める際にはあると楽しいであろう内容です。

 さっそく、コーディングにより、我がR1250GSでもスポーツメーターを使えるようにしましょう。

 アドベンチャーバイクの場合、標準で表示されるメーターはアドベンチャーモードです。

 回転の低いところから高いところまで、等分の目盛で回転数が表示されます。これは、アドベンチャーライドで多用する低い回転域でもその回転数を把握できるようにとの配慮なのでしょう。

 スポーツメーターを利用するには、アドベンチャーモードからスポーツモードのメーター表示に切り替える必要があります。

 アドベンチャーモードからスポーツモードに切り替えました。

 スポーツモードの場合、回転数の表示は全回転域で等分ではなく、4000rpm以上の回転域を強調表示するようになっています。スポーツ走行ではこの回転域を多用することが多いからでしょう。

 メーターをスポーツモードにコーディングすると、バイクメニューからスポーツメーターを表示できるようになります。

 上記はいつもの峠を走ったあとの表示ですが、左右バンクの最大値が特に参考になります。

 それなりに寝かせてはいますが、まだ余裕はありそう。次回はもうちょっと倒してみることにしましょう。

 ブレーキ圧力は、説明の必要はありませんね。

 DTCの介入レベルについて、上記のランでは一度も介入していないようです。

 後日、どうすればDTCが介入するのか、河川敷のガレ場でちょっと遊んでみました。

 Roadのモードでは、かなり荒いスロットル操作をしてもDTCが介入することはありませんでした。

 これは、Roadモードでは、ガレ場でリアを滑らせるほどの急峻なトラクションがそもそも発生しないよう最初からエンジンの出力カーブが調整されているからでしょう。

 Dynamic Pro、Dynamic Enduroモードにすると、急激にアクセルを開けリアがスライドするや否や、即座にDTCの介入レベルが上がっていきました。

 Dynamic EnduroではDTCの介入を特に制限する設定にしていたのですが、リアが滑ればちゃんとバイク側がサポートに回ってくれるのですね。

 クルマの電子制御も精緻でしたが、BMWではバイクにも絶妙な電子制御を搭載しているようです。

 そう、BMWのABSは秀逸で、リアは作動するとペダルに振動が伝わりすぐにわかりますが、フロントは作動時の振動が極めて小さく、作動しても気付かないレベルです。

 先日峠仲間に、私のブレーキランプが小刻みにフラッシュすることがある、と指摘されました。そう、ABSが作動するとブレーキランプが点灯ではなくフラッシュし、後続車の注意を喚起しているのですね!芸が細かい!!

 メーターのコーディングについては、ここまで。

 今後、バイクのその他コーディングについてもアップしていきます。

 せっかくですので、コーディング歴10数年で培った知識をKindle本にまとめ、皆さんに共有することを考えています。

 ご期待ください!

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