Kindle書籍刊行のお知らせ


ドイツ車のDIYメンテナンスについて、書籍にまとめました。本ブログで紹介している具体的なメンテナンス方法に留まらず、ドイツ車の思想、整備のポイントをまとめ、メンテナンスに必要な工具類の紹介、部品調達の実例紹介、メンテナンス対象の油脂類や部品の劣化メカニズムまでを紹介しています。

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名所旧跡・街

名所旧跡・街

縁切りで名高い安井金毘羅宮で悪縁断絶を祈念する (京都市東山区)

安井金毘羅宮を訪れました。ここは「縁切り」で名高い神社です。初めてのつもりで訪れましたが、あれれ、サイクリングでよく側を通っていた神社が安井金毘羅宮だったのでした。境内には縁切りの願いを書いた札を貼り付ける碑があるのですが、山と貼られた札で原型がわかりません。いろんな方が、いろんな業を背負って生きているのですね。
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東北随一! 鹿島台互市の想い出 (宮城県大崎市鹿島台)

互市とは物々交換をベースとした市で、明治の頃の東北で盛んでした。それから100年経った今に至るまで東北地方のいくつかの場所で綿々と続いてきましたが、今回紹介する鹿島台の互市が東北随一の規模を誇るようです。昨今のコロナの影響から、2021年は春、秋共に中止となりました。来年こそは再開することを、心から祈念しています。
名所旧跡・街

六道珍皇寺に佇む「あの世とこの世をつなぐ井戸」の存在を知っていますか? -京都市東山区-

かつての京都に、あの世とこの世をつなぐ道があったことをご存知ですか?道といっても道路ではなく、冥界との行き来には井戸を使うのです。その井戸があるのは、京都の六道珍皇寺です。夏場によく刊行される京都の怪奇類を扱う書籍では必ず紹介されますので名は知っていましたが訪れるのは今回が初めて。小ぶりながら綺麗な寺で、大満足でした。
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名所旧跡・街

旅情誘う渡船 -大阪市大正区で-

大阪市大正区で、立て続けに渡船場の案内看板を見ました。渡船は橋などのインフラが完全には整備されていなかった頃のものだと思っていただけに、現代の大阪で出会うとは思っていもいませんでした。大阪市には今も8つの渡船があるそうですが、うち7つが大正区と近隣の区を結ぶものです。料金は無料、いまも市民の足として大活躍していました。
名所旧跡・街

秋、みぃ~っけ!

暑かった夏もようやく落ち着きを見せ始め、ほんの少しずつですが、秋のしるしを目にするようになりました。秋のしるしとは、目で愛でるものは曼殊沙華、いわゆる彼岸花、舌で愛でるものは栗と蕎麦 (新蕎麦の時期には、まだちょっと早いですね)。また、鮎は関東以南の方々にとっては初夏の風物詩ですが、東北ではなんと秋の風物詩なのです。
各地の旨いもの

洋野(岩手県)の旨いもの -初夏に旬を迎える生うに-

ミョウバンの独特なにおいの鼻につく加工うにであれば年中出回っていますが、磯の香りが鼻を抜ける生うには初夏の風物詩です。私のとっての生うにといえば三陸のリアス海岸産、なかでも一大産地として知られる岩手県洋野町のものです。生うにの季節は一瞬ですが、いちご煮呼ばれるうにとあわびからなる南部の特産品は一年中美味しく楽しめます!
名所旧跡・街

出世地蔵の霊験 -大阪ミナミに古くから伝わるお地蔵様-

出世に効果テキメンのお地蔵様を、知っています。私は普段神仏に何かをお願いするということはありません。なぜなら、叶えてもらったことがないから(信心が足りなかったのかな(笑))。でも、ここだけは例外です。出世は叶いましたが、その負の側面もよくわかりました。それに嫌気のさした私は、もう出世を望まなくなりました。
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竈の神様、清荒神を訪ねる -兵庫県宝塚市-

ここを訪れるのは、二度目です。荒神様までの長い長い参道と参道沿いの露店や商店の印象が強く残っており、何年振りか、下手をすると十数年ぶりで再訪を果たしました。荒神というのは西日本、特に瀬戸内で盛んだった土着の信仰を祖とし、竈(かまど)、つまり台所の神様として崇められています。ですので、厄除けに授与されるのは火鉢です。
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東大阪市 布施戎神社の十日戎で福を祈る

大学生活を東京で過ごしていた私は、福を祈念する年中行事は11月の酉の日に開催される酉の市だけだと考えていました。ところが大阪に住むようになると、酉の市はなく、年始の9、10、11日に十日戎がそれに代わると知りました。売られるのは、酉の市では熊手、十日戎では箕。コロナ禍ではありますが、今回初めて十日戎を訪ねてみました。
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晩秋の生駒 宝山寺周辺を散策し、花街の色香を残す景色と新蕎麦を愉しむ

晩秋の一日を、奈良の生駒で過ごしました。ずっと昔から営み続けられてきている宝山寺での仏事を見ながら建物の意匠、景色、また鎮座なさる多くのお地蔵さんを愉しみ、門前町では旨い新蕎麦を味わいました。次は天婦羅蕎麦を食べるか、あるいはピザを食べるか?春にでも再訪しましょう。
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晩秋の城崎温泉と出石のまちなみ

晩秋に、城崎温泉と城下町 出石を訪れました。明媚な城崎温泉の街並みを散策し、最新式(???)の卵割り機に感激し、湯を楽しみました。帰りは海産物屋で地の海老の王者ドロ海老を、また出石の造り酒屋 楽々鶴で清酒を購入し、家で旅の余韻を楽しみました。。冬の味覚であるズワイガニ (この地方では松葉ガニ)のシーズンが始まります。
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津山 (岡山県)のレトロな旅館 お多福 -館内はさながら美術館-

岩見美術館 (島根県益田市)を三次もののけ博物館 (広島県三次市)を訪れた際、岡山県津山市に投宿しました。いくつかの偶然が重なり見付けたのは、お多福なる旅館です。創業100年を迎えんとする老舗で、レトロな館内には津山藩お抱えの狩野派絵師の作品が「作州文庫」として惜しげもなく展示されていました。大満足な一夜でした。
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北海道 道東エリアを駆ける -初めての、北海道らしい北海道-

初めて北海道を訪れた時、目的は北東北にあったため北海道は経由地に過ぎませんでした。それから数年、今回の北海道再訪では道東に拠点を移された先輩を訪ねるという目的もあり、the 北海道な景色や湯、食、宿を楽しんできました。寒い場所は寒い時期がイチバンキレイ、ぜひ、冬に再び訪れたいです。
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愛知県名古屋市中区大須 -昔は電気・電子の街、現在の姿は?-

私が中学生だった30年以上前、名古屋の大須といえば電気・電子の街で、いまでいうオタクのような人達が嬉々として電子部品やオーディオ、無線機を漁る場所でした。数十年ぶりに大須を再訪し、この街がすでに電気・電子の街ではなくなったことを知りましたが、このほかにこの街で変容を遂げた部分、昔から変わらぬ部分をまとめてみました。
名所旧跡・街

長野県小布施町 -秋におすすめ、栗と北斎の街-

初秋の頃、葛飾北斎の名品を鑑賞するために信州小布施 北斎館なる美術館を訪れました。信州の静かな町を予想していたのですが、ところどころに人人人の行列が??そう、小布施は栗の名産地としてその名を知られ、この時期は特産の栗を使った菓子類に人々が集まっていたのです。今回は、小布施の街で見つけた数々をご紹介します。