Kindle書籍刊行のお知らせ


ドイツ車のDIYメンテナンスについて、書籍にまとめました。本ブログで紹介している具体的なメンテナンス方法に留まらず、ドイツ車の思想、整備のポイントをまとめ、メンテナンスに必要な工具類の紹介、部品調達の実例紹介、メンテナンス対象の油脂類や部品の劣化メカニズムまでを紹介しています。

kindle unlimitedで無料ダウンロードしてご覧ください。

詳細はこちら

北海道 道東エリアを駆ける -初めての、北海道らしい北海道-

名所旧跡・街
2020.10 道東の風景。♪はて~しな~い~、おお~ぞら~と~♪

 北海道を訪れるのは、これで二度目です。

 初めて北海道を訪れたのは、2016年のゴールデンウィークでした。ただし、この時の主目的は北海道に非ず、北海道と同様人生初となる北東北を巡ることでした。当時は近畿地方に住んでおり、クルマで往復するのは時間的にもしんどかったので、往路はフェリー、復路はドライブという行程を辿ることにしました。往路のフェリーは舞鶴で乗船し小樽で下船、夜9時前の到着でしたので小樽で一泊し、翌日は札幌すすき野辺りを少し散策して名物だというスープカレーを食べ、直ちに青森行きのフェリー乗り場である函館に向かいました。函館でも乗船時間まで市内観光はしましたが、ほぼ北海道は素通りしてしまったという状態でした。わずかな時間でしたが小樽、札幌、函館を巡り異国情緒に似た雰囲気は味わったものの、あの、「お~いお~い、北海道~♪」といったthe 北海道なる雄大な自然を感じることはほぼありませんでした。
 北海道から少し話が逸れますが、この時に一番感じたことはちょっぴり下世話なことでした。それは、「津軽海峡フェリーは高いべや~」でした。舞鶴→小樽間は新日本海フェリーで2晩弱過ごして35,000円弱 (ええ、一番安い「ツーリスト」プランを選択しましたとも。国内を公共交通機関で移動する分には安いので充分だと思ってしまう質ですので・・)、その一方で函館→青森間は津軽会場フェリーで4時間弱なのに20,000円弱、乗船時間/距離に対して金額にこの程度の僅差しかないことに、深く唸ってしまったのでした。

 二回目の訪問は、2020年の夏の終わり (北海道では、初秋?)。今回の目的は、前回同様北東北に加え、北海道東部の道東エリアにもありました。私の敬愛する先輩が道東は弟子屈町屈斜路湖畔に移住されたので、是非ともそこを訪れたかったのです。前回同様、往路はフェリー、復路はドライブです。
 小樽到着の翌日は屈斜路湖畔まで移動、その翌日は函館まで移動の旅程でした。北海道とはいえたかだか1県内 (北海道ですので、1道内、ですね)の移動、たいしたことではないべさと安易に考えたのは大違い、行けども行けども到着しません。あとで知ったことですが、北海道の1道の中には、日本の (北海道を除く)都府県のうち大きなものから10個がすっぽりと収まってしまう広大さだそうです。
 そこで見た道東の風景は札幌以西とはまるで異なり、もうもう日本人なら誰もが思い浮かべる「the 北海道」なあの風景たちでした。ひたすらまっすぐに伸びる道路、道路両端の上空に伸びたポールに装着された、道路と路肩の境界を指し示す矢印マーク (9月でも、設置されていました。このマークは冬以外の季節でも取り外されないのでしょうか?)、のどかな牧場風景や荒々しい山々。その一部を、以下にご紹介しましょう。

 小樽といえば、駅前の三角市場!ここは朝から海鮮丼を楽しんでしまいましょう!

 ひたすらまっすぐ伸びる道路と、上空から指し示される道路の境界。しかしまっすぐの道ばかりではなく、楽しく駆け抜けられるワインディングもありましたよ。
 おっと、あれは銭湯でしょうか??

 いえいえ、温泉です。道路を走っていると、こんな銭湯スタイルの温泉がポツポツ現れます。野趣あふれる外観、また内部ですね~。見た目に反して、とてもやさしい湯でした。

 屈斜路湖湖畔の森を走っていると、瀟洒な店を見つけました。コーヒーと手作りスイーツの店 花音(かのん)とあります。ちょっと、立ち寄ってみましょう。
 私はチーズケーキが大好きですが、ここのものは絶品でした!ステンドグラスが多用されたステキな内装でしたが、写真がピンぼけてしまいました・・・。ホームページのリンクをここに示しますので、こちらでお楽しみください。オーナーは、サラリーマンをやめ1年間の修行ののち、かねてより好きだったこの地に店をオープンされたそうです。私の憧れのライフスタイルです。

 その晩は、敬愛する先輩においしいお鮨をご馳走になってしまいました。初めて食べるカレイの刺身、またサーモンの握りをこんなに旨い!と感じたのは初めてのことでした。時々思うのですが、鮨は海のすぐ近くにある店よりも、そこからだいぶ離れた山中にある店の方が旨い気がします。特に白身魚などは充分に寝かせて熟成 (タンパク質を、うまみ成分のひとつであるアミノ酸に変化させること)させた方がおいしいといいますが、山中の店は新鮮さ (コリコリ感)ではなく熟成のテクニック (ねっとりとしたうまみ)で勝負しているからかもしれません。
 今宵は、屈斜路湖湖畔に立つ屈斜路湖ホテルに泊まりました。昭和な感じの、私の大好きなタイプの宿でした。

 敬愛する先輩から、京都でご活躍されていると思っていたもう一人の敬愛する先輩が、なんと!いま札幌に逗留されていることを聞きました。連絡を取っていただくと、晩に札幌でお時間頂戴できるとのこと。早速向かいます!

硫黄山
摩周湖に向かう道すがら
摩周ブルーで名高い摩周湖

 関西にいらっしゃったのに、今は北海道で過ごされている二人の敬愛する先輩と数年ぶりかにお会いし様々なアドバイスをいただくことができ、非常に楽しい時間を過ごしました。この方たちと共通の友人である、いまも京都在住のもう一人の敬愛する先輩と、是非とも北海道を再訪せねばなりません。よくこの四人で京都界隈を呑み歩きましたが、これからはすすきのの街を徘徊することになりそうです。寒いところは寒い時期がイチバンキレイ!次は、冬に訪れたいですね!

 北海道も、敬愛する先輩方との時間も、とても充実したものでした。

 再開を胸に、函館を立ち青森に向かいます。

今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!

* いいねボタンでのご評価をお願いいたします!
*よりよいページにするために、皆様からのコメント、アドバイス、リクエスト、ご質問等々を大歓迎いたします。ページ下部のコメント欄から、ぜひお寄せ願います!

コメント

タイトルとURLをコピーしました