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BMW バイクでもコーディングを始めました(4)! サービスアラートの非表示化

修理・点検・メンテナンス

 ほとんどの作業をディーラーに依頼されている方の場合、ディーラーが設定したメンテナンスインターバルを迎えると、メーターパネルに以下のアラートが現れるのではないでしょうか。

(注意:私は言語設定を英語にしているため、英語のアラートが表示されています。言語設定が日本語の場合は、アラートも当然日本語で表示されます。)

 アラート表示はスイッチ操作で消すことはできますが、メーターパネル右端のワーニングランプはずっと点灯したままです。

 アラートをスイッチ操作で消したとしても、次にエンジンをかけた時には再びアラートが現れます。

 ディーラーが遠い場合や、都合がつかずにしばらくディーラーに出かけることができない場合に、こうしたアラートが常に表示されるのはあまり気分のよいものではありません。

 そもそも、自分でメンテナンスインターバルを管理(スマホにメモっているなど)している場合はこうしたけたたましいアラートはおせっかいに過ぎます。

 では、このけたたましいサービスアラートを無効、いや、ごくごく控えめなモードに切り替えてしまいましょう。

 サービスアラートは、期間(例えば、1年後など)と距離(例えば、4000km走行後など)の、2つのインターバルで設定されます。通常は設定した期間か距離のどちらかを経過したのちにあのけたたましいアラートが表示されるのですが、コーディングによって両方とも、あるいはどちらか一方を無効にすることが可能です。両方無効にすれば、インターバルを迎えても何もアラートが表示されませんし、片方のみ、例えば距離だけ無効にすれば、設定した距離を過ぎてもアラートは表示されませんが、設定した期間が過ぎた場合はアラートが表示されます。通常は両方とも無効にするのがよいでしょうが、車検のタイミングではアラートを表示させたい、などという場合は、距離だけ無効にするのもありかもしれません。

 コーディングで設定すればアラートは消え、通常の表示に戻ります。

 ただし、設定されたインターバルからどれだけ経過したのかが全く表示されなくなるわけではなく、ディスプレイの車両情報から確認することが可能です。

 例えば、下記は私のマシンの表示例ですが、期間はまだ先であるものの、距離の設定値を26㎞過ぎてしまっていることがわかります。

 ですので、アラートを無効化してしまったとしても、こうしたコマンドで確認することが可能ですのでなんら心配はありません。

 ちなみに、サービスインターバルをリセット(期間は上記同様2025年5月4日、距離を3800㎞走行後に設定)すると下記の表示となり、車両情報からサービスインターバルをいつでも確認することができます。

 けたたましいアラートに急かされて、ではなく、自分でタイミングを判断してメンテナンスするなり、ディーラーに出けるなりすればよいのです。

 こちらも、おススメのコーディング項目です!

 今後、バイクのその他コーディングについてもアップしていきます。

 せっかくですので、コーディング歴10数年で培った知識をKindle本にまとめ、皆さんに共有することを考えています。

 ご期待ください!

*BMWバイクのコーディング、格安で施工いたします。大阪北部(吹田市、豊中市、箕面市、高槻市付近など)は出張費はいただきません。その他の地域は、応談で。車種、コーディングしたい機能についても、応談でお願いします。ご興味のある方は、コメント欄でご連絡ください。

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