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海外サイトを通じた買い物

安全
右が商品、左がそれを分解したもの。motion sensorはどこにも見当たりません。

 どうしてもすぐに必要なものはさておき、納期がかかっても構わないものについてはインターネットを経由して購入することが増えました。海外から購入することもかなり多く、送料を含めても(小型のものであれば、international free shippingであることも多い)「エッ!」と唸ってしまうような価格設定もしばしばです。

 暗い通路を他人が通るとパッと明かりがつく、そんなMotion Sensor LED Lightが欲しいと思い、私の愛用の海外買い物サイトであるebayを漁ると、international free shippingで1つ2USD強の破格の中国製が見付かりました。早速、数量を4つとし、注文ボタンをクリック。
 数週間後、届いた製品に電池を入れるも、スイッチを押せば明かりがつき、もう一度押すと消えるだけ。
 あれ、手動でスイッチのon/offなどしなくとも、人のいる/いないで自動的にスイッチが切り替わるのではなかったの??それにしても、(想像以上に)ちゃちな造りだな・・・。では、と分解すると・・・、果たして、motion sensorなど全く見当たりません。

 ちなみに、ebay上での商品掲載はこのようなものです。
 (公開することが次の被害者を防ぐことにつながるかと思いますが、諸般あり、出品者名はぼかしています。この出品者、ネット上での評判はよい模様。どうして??)

使用例を見てください。階段のステップ横に取り付けられたLEDのスイッチを、かがんで一つ一つ操作するひとはいませんよね・・・

 ebayを通じた買い物で不具合のあった経験はたまにはありましたが、いずれも数回のやりとりで解決、泣き寝入りしなければならない破目に陥ってしまったことはこれまでのところありません。今回みたいな露骨な不具合(←確信犯でしょうね~)はさすがに初めてでしたが、まずは出品者に対して、「マニュアルがないから使い方がよくわからない。motion sensor lightとしての使い方を教えてくれ」と一報を。すると、「何かの手違いかな。20% refund(20%の返金)でどうだ?と」との回答が・・・。

 おいおいおい、言いたいことはそんなことではないの・・・。これに対する私の返答は、「第一に、これがSensor lightなのかただのLED lightなのか、それをまずはっきりさせてくれ。後者なら、100% refund(全額返金)だ!」。

 すると、「わかったよ、マイフレンド。100% refundするよ(←ただのLED lightだとは、ゼッタイに明言しない)。だけど条件がある。サイト上にネガティブなフィードバックをゼッタイ残さないこと。これでどうだ?」と。

 おいおいおい、・・・。立場が逆転してしまっていますね・・・。私の返答は、「ふざけるな!今回100%のrefundでよしとしたのは時間の無駄を避けたかったからだ。私の受け取った商品はweb上の広告とは全く違うものなので、100%以上のrefundだって充分にあり得るのだ。だけど、いい。100% refundがあれば何のfeedbackも残さない。商品の返却が必要なら、あなたの方で回収の手配をしてくれ。もちろん、費用はあなた持ちだ!」

 果たして、「サンキュー、マイフレンド!直ちに返金したから、確認してくれ。商品は、処分してもらってかまわない」と・・・。

 いくら急いではいないとはいえ、必要だと感じて注文したものが1ヶ月強の納期を経て届き、中身は表記と全く異なるもの。ハラが立たなかったといえばウソにはなりますが、まあ、(カネを払ってまで買おうとは思わないけど)使いようのあるライトが4つ手元に残ることになりました。sensor lightを配置しようと考えていた場所に設置してみると、別に手動でも全く問題ないじゃん!あればあったでかなり便利!、ということに相成りました。
(ラッキーだったのかなんなのか・・・)

 一昔前、海外の小売店と取引をするということはまるで宝くじを引くようなものでした。まともなものが届く方が稀、頓珍漢な到着品が圧倒的に多く、販売者に対して文句をいっても梨の礫・・・。

 でも、今は違います!
 今は、ebayのような元締めが入っており、万一のトラブルはここに仲裁を頼めますし、各小売店は何よりも自分のwebsite上にnegative feedbackを残されることを非常に嫌います。
(このネット時代、ネガティブなコメントを残されるとアッという間に商売あがったりなのでしょうね)。

 つまり、いまどきのネット市場は以前に増して自浄作用が効き、(今回の様な露骨な)ハズレはほとんど見かけなくなりました。
 まだ試したことがない、という方がいらっしゃれば、商品の選択肢を海外にも拡げ、さまざまな「オドロキ!」「ウレシイ!」を買ってみてはいかがでしょうか。たまには今回のような「ガッカリ!」もありますが(いや、今回のは「フザケルナ!」か?(苦笑))、まぁ、笑えるレベルで済むことが多いように思います。

 買い物は、楽しく、賢く、安全に!

今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!

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