以前からバイクにも興味があったのですが、血気盛んな頃の事故を経験して以来、自重してきました。
しかし、息子がバイクに興味を示しだし、「一緒にツーリングに行かない?」などという悪魔のささやきが日に日に増す中、俺もだいぶ落ち着いてきたし、もう無茶な運転はしないだろうと思い直し、バイクへのリターンを決めました。
乗るバイクは、最初から決まっていました。
ええ、GS系の一択です。
スタイリング、走破性、積載性、どれをとっても私好みで、もう何十年も前から、万一バイクにリターンする場合はGSしかない、と考えていました。
ただし、問題はそのガタイの大きさです。
私の身長は170㎝に少し足りないくらい。ガタイの大きなゲルマン民族向けに設計されたBMW Motorrad、なかでも大型のGSシリーズを乗りこなせるかどうかには一抹の不安がありました。
あれやこれや調べるうちに、2018年12月にモデルチェンジしたR1250GSでは欧州仕様のプレミアムラインに加え、ローダウンされたプレミアムスタンダードというモデルもあることがわかりました。
では、早速試しに行きましょう!
展示車に跨ってみると、ラクショーというにはほど遠いものの、ああ、これなら乗れる!というレベルでした。中古で展示してあった一世代前のR1200GSと比べれば、足つきはかなり良好です。
底の厚いブーツを履けば足つきへの不安はさらに低減するでしょうし、足つきさえクリアできれば、250㎏を優に超えるその重量はたいして気にすることはないでしょう。
よし、いける!
で、いろいろと話をしていると、
「お客様、実はいますごくいい出物があるんですよ」と、やっぱりね、の展開が・・・。
なんでも、2021年モデルで6,000㎞しか乗っておらず(なんでそんなにすぐに売っちゃうのだろ?)、3点フルパニア、エンジンガード装着、加えてアクラポビッチのスポーツマフラーも装着した車両だそう。
その分、お値段もそれなりで、オプション(パニア、マフラー)なしの新車と変わりありません。
ま、音だけ聞いてみよう、と、エンジンをかけてみると・・・。
とてもいい。。。
ということで、購入決定してしまいました。。。
リターンするならGS一択だと考えていましたので他のバイクとは一切比較せず、もしGSを気に入らなければもうバイクはやめ、のつもりでいました。
色にはあまりこだわりがなかったのですが(気に入らなければ、ラッピングで好きな色に変えてしまえばよいと考えていました)、この車両はトリプルブラック。なかなかステキなカラーリングですし、ガッツリ傷を入れてしまったとしても、カーボン調のフィルムを使えば容易に修正ができてしまうでしょう。
クルマ(BMW F10)への度重なるラッピングチューン/ラッピング補修で、ラッピングやフィルムを貼るのには相応の自信を持っていました。
何事も、経験ですね(笑)。
ラッピングについては、以下の記事をご参照ください。
十分に満足できるバイクに出会えたことはラッキーでしたが、問題がひとつだけ残りました。
そう、免許がない。。。
以前は持っていた自動二輪免許は、諸事情あっていまはありません。
ということで、車両はしばらく預かってもらうこととして、免許を取りに行くことにしましょう。。。
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