Kindle書籍刊行のお知らせ


ドイツ車のDIYメンテナンスについて、書籍にまとめました。本ブログで紹介している具体的なメンテナンス方法に留まらず、ドイツ車の思想、整備のポイントをまとめ、メンテナンスに必要な工具類の紹介、部品調達の実例紹介、メンテナンス対象の油脂類や部品の劣化メカニズムまでを紹介しています。

kindle unlimitedで無料ダウンロードしてご覧ください。

詳細はこちら

自転車 -相棒を選定する!-

自転車
私の選んだ相棒。ただし、予算金額で買えたのはフレームだけでした・・・

 今どきの中高生が、いわゆるドロップハンドルを装備したスポーツサイクルに乗っているのを見かけることはあまりありません。ほとんどがママチャリで、なかにマウンテンバイクを乗っている子が少々、といった印象を受けます。

 私 (昭和40年代生まれ男子)の中高生頃はドロップハンドルの自転車が大流行、ブリジストンの”ロードマン”なるスポーツ車が大人気でした。この時代は旅する自転車”ランドナー”も、その人気に翳りがみえてきたとはいえまだまだご健在、東叡社のハンドメイドを頂点に、丸石自転車 エンペラー、片倉自転車 シルク、ミヤタ自転車 ル・マンなど様々な市販車が展開されていました。私も「自転車で旅する」ことにどっぷりハマり、高校生の頃は連休のたびにテント、炊事道具の一式を愛車に積んで各所に出かけたものです。
 高校生当時は、大学生になったら世界一周旅行だ!、なんて息巻いていましたが、いざ大学生になると、高校生には見えていなかった「目新しい」楽しみが次々と見つかるようになり、あれだけハマった自転車のことなど、キレイサッパリ忘れてしまいました・・・

 それから30年弱ののち、代謝の悪くなった体が少しずつ体重を増していくのを見かねてジョギングを始めましたが、これが効果テキメンでどんどん体脂肪率が落ちていくのを見るのが楽しくて仕方がない。よく陥りがちなダメパターンですが、永らく走っていなかったくせに急に走行距離や頻度を上げるものだから膝が悲鳴を上げ、激痛によりとうとう走れなくなってしまいました。走ることを休むと体が重くなり、再び走り始めた時の膝への負担は増します。もっとカラダにやさしい運動はないものか?(←ジョギングだって、ムリさえしなければカラダに悪くはないのです。すぐに調子に乗ってしまう私が悪いだけなのです・・・)?、深く考える間もなく頭にひらめいたのは、「チャリンコがあるじゃん!!」でした

 ちょこちょこ雑誌くらいは読んでいましたので完全に浦島太郎状態ではなかったものの、自転車好きの友人や自転車屋さんと話をしたり、試乗させてもらったりすると、見た目は似たようなものでも、あの頃の自転車と現代のそれとは全く別物といえるほどの進化を遂げていることを知りました。こいつは面白そうだ!と、さっそく相棒の選定に入ります。

 まず、スピード追求型のロードバイクは除外しました。舗装道路を走って帰ってくるだけ、というのはストイックに過ぎるように思えましたし、ムキになってしまう私の性格を考えるとなにか事故をやらかしそうだと思ったからです。
 マウンテンバイクも、ね・・・・。山を走りたいという欲求はなかったし、私にはスポーツ自転車 ≒ ドロップハンドルの図式が出来上がってしまっていましたし・・・・。
 スピードはそこそこでいい、ドロップハンドルで、砂利道をもものともせず、いざとなればキャンプ道具一式を装着して旅に出られるものは?

 自転車屋さんに相談すると、今は「グラベルロード」なる新ジャンルがあり、上記の私の希望はほぼほぼグラベルロード車で叶えらそうだとわかりました!
 なお、グラベル (gravel)とは砂利を意味する言葉で、グラベルロード車は見た目こそロードバイクと似ていますが、舗装道路はもちろん、舗装されていない脇道や川原の砂利道、草むらまでをも走破できる仕様になっています。

 では、いよいよ機種の選定へ。
 この自転車屋さんは自転車に湯水の如くおカネを投入する友人 (あだ名は、チャリ貴族)の紹介でしたので、彼の友人であることは何か有利に働くかもという若干のスケベ心を持ちつつその旨を伝え、「予算〇万円で、ご提案をお願いします」とお願いしました。
 「こんなのはいかがでしょう?」と提案してもらったのは、イタリアのGuertiotti社のグラベルバイク。私はこのメーカーの存在を知りませんでしたが、なんでもグラベルライドの祖となるシクロクロス競技では大御所どころとのメーカーであるとのこと。特にメーカーへのこだわりはありませんでしたし (永らく離れていたため、知識がなかった)、カタログに掲載された写真がとてもカッコよかったので即決し (モノを買うとき、あまり迷わないタイプです)、「これでお願いします!」と手続きを進め始めました。あらかた手続きが終わりかかったところで、

「ところで、このマシンにはどんなコンポが装着されているのですか?」

と聞けば・・・、

「えっ???、こちらはフレーム単体でのご販売ですよ~!」

と衝撃の回答が!
 

 そう、「彼の名を出せばちょっとはおまけしてくれるかな」、と私は期待したのですが、自転車屋さんは「彼の友人 (≒ 同類)なら完成車など買わず、フレームから組み立てるに違いない」、とお考えになってしまったようなのです。ガーン、スケベ心が完全に裏目に出てしまったようです (涙)。

 まあ、仕方がない・・・。
 私はおカネを遣うところ、遣わないところをはっきりと分けいて (自分では、そう思っています。そうでないとご批判いただくことしばしですが・・・)、永く付き合うものに関しては「迷ったら高い方を買う」をこれまで実践してきました。このやり方で、記憶にある中では大きな失敗はなかった (失敗したものは即記憶から消してしまっている可能性は否定しません (涙))ので、今回もこれまでの慣例に従い初志貫徹、お会計を済ませました。

 さて、フレームを買っただけでは自転車には乗れません。今回を自転車の最新技術を学ぶいい機会と捉え、せっかくですからすべてのパーツを取り寄せ、イチから自分で組み立てることにしました。パーツの選定に迷ったらいつでも連絡くださいと、自転車屋さんも非常に協力的です。
(フレームを買って以後、大物パーツの多くは自分で海外から輸入したり、オークションで購入したにも関わらず、この自転車屋さんはイヤな顔せずいつも親身にご相談に乗っていただきました。)

 かくして、相棒を買いに行ったにもかかわらず今回入手できたのはその主要パーツたるフレームのみ、この後いろいろと忙しい事態が重なったこともあり、相棒が完成したのはその10か月後のことでした・・・。

今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!

* いいねボタンでのご評価をお願いいたします!
*よりよいページにするために、皆様からのコメント、アドバイス、リクエスト、ご質問等々を大歓迎いたします。ページ下部のコメント欄から、ぜひお寄せ願います!

 

コメント

  1. […]  完成車を買いに行ったつもりだったのですが、親切な自転車屋さんの店主と私の思惑のすれ違いから、完成車として想定していた予算でフレーム単体を購入することになってしまいました (*_*) 。その時の経緯は、こちらにご紹介しております。 […]

タイトルとURLをコピーしました