京都には、京都独自の旨いものが様々あります。
町中華も、京都独自の進化を遂げた、いわば京文化の一端を担うものといえるでしょう。
本日は、そのうちの一つ、からしそばをご紹介しましょう。
ほかの地域では、「からしそば」なるワードを聞くことはまずありません。
しかし、京都にはその「からしそば」を提供する町中華がいくつもあります。本日ご紹介するのは、中国料理 龍鳳のからしそばです。
龍鳳は、新京極 六角公園の傍で40年以上も営業を続ける町中華の老舗です。
いい佇まいですね!
店内はこんな感じで、L字型のカウンターと4人掛けのテーブルが2つ、15人も入ればいっぱいになる大きさです。
周りを見渡すと、からしそば、焼きめし、酢豚が3大人気メニューのようです。
もちろん、私はからしそばを注文です。
やってきました!
からしそばは、茹でた中華麺をからし醤油で和え、そこに鶏ガラと昆布でとったスープ餡をかけたもので、なかには小エビや鶏、ネギにシイタケ、そしてレタスがたっぷりと入っています。このからしが、湯や水ではなく京都の地酢で溶かれているのも京都のからしそばの特徴です。
麵をすくいあげてみましょう。
しっとりとした細麺。
麺をすすると、さらりと麵が喉を過ぎると同時に、鼻腔にはからしの香りが一気に立ち込めます。
う、旨い・・・。
箸がどんどん進みます。
麺や具を食べた後、残ったスープはすべて飲み干します。
京都独自の、絶品からしそば。
京都を訪れた際は、是非ご賞味ください!
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