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追記) アドベンチャーバイクのタイヤ -ミシュラン アナキーアドベンチャー2のインプレッション-

アクセサリー

 こちらの記事で、ミシュランから新発売されたアナキーアドベンチャー2のインプレッションを紹介しました

 この記事ではドライな一般道(オンロード)と林道でのインプレッションでしたが、このゴールデンウィークに高速道路とウェット路面、およびドライ路面の峠道での走行を経験しましたので、そちらについてのインプレッションを追記します。

 その前に、500㎞ほど走行して少し気になった部分について

 このタイヤの特徴として「走行中のノイズ低減」が挙げられています。

 当初は先代に比べて静かだな(とはいえ、先代も気になるようなノイズはほとんどありませんでしたが)、と思っていましたが、500㎞ほど走行したのちに相応のノイズが聞こえるようになってきました

 特に70km/h~80km/hの速度域で、ウォ~ンというそれなりのノイズが耳に入るようになってきました

 先代のタイヤはR1250GSでしか履いておらず、当代のタイヤはR1300GSでしか履いていないので、もしかすると(多分そんなことはないと思いますが)バイクの違いも原因のひとつかもしれませんが、当初感じた「静かだな」という印象は覆りました

 まあ、ブロックタイヤにも慣れていることですし、ノイズが聞こえるといっても特に耳障りなことはありません

 ただし、ノイズについては当初(前回の記事執筆時)と印象が変わったということはここに追記しておきます。

高速道路での走行について

 前述したノイズは気になりません。100km/hも過ぎればエンジン音、風切音などがけたたましくなり、これらに打ち消され、タイヤからのノイズが耳に入ってくることはありませんでした

 数値は出しませんが、このタイヤの高速走行で想定されている程度の速度域でクルージングしましたが、安定そのものでした。田舎の高速道路ではそれなりに荒れた路面もありますが、それらを高速度で走行しても、接地感がなくなるとかへんにハンドルがとられるとか、おかしな挙動は一切感じられませんでした

 高速度クルージングでも、大変満足のできるタイヤだと感じました

ウェット路面での走行について

 私は高性能なエンジンはその性能を引き出してこそ楽しいと考えており、Ecoモードは全くの論外、RoadやRainもほとんど使うことはなく(乗り始めの初期の頃、時々使った程度)、普段のオンロードではDynamic Pro、オフロードではEnduro Proのみを使用していました。

 しかし、R1250GSで、雨の高速+皮むき前の新品タイヤ(Metzler Karoo4)+Dynamic Proの組み合わせで転倒しバイクを再起不能にしてしまった苦い経験があり、今回の雨中での走行ではRoadモードを使用しました。

 Roadモードだと、やはりアクセルを開けたときのエンジンの追随がかなりマイルドで、エンジンレスポンスばかりかブレーキ、トラクションにもかなり電子制御が介入していることを実感しました。バイクをつぶさないためにも、今後は雨天時にはRoadモードを積極的に選択するようにしようと思いました

 Roadモードで相応に(つまり、あまり遠慮せずに)走行する分には、カーブの最中にグリップが抜けるとか、直線の水たまりでタイヤが路面から浮いてしまうようなことは一切ありませんでした

 もちろん相当の注意は必要ですが、マンホールやカーブ上の鉄路でも不安はありませんでした

 ミシュランが特徴として挙げる通り、ウェット路面での走行も秀逸なものでした

ドライな峠道について

 数値は出しませんが、ドライ路面の峠道を、Dynamic Proモードでアグレッシブに攻めてみました

 私は先代の頃からアナキーアドベンチャーはドライな峠道での走行性能を非常に高く評価していましたが、当代のタイヤもそれと違わず、非常に秀逸な性能を発揮しました

 カーブ手前でフロントブレーキを強力に作動させると、リアの荷重が抜けてふらつくことが多々ありましたが、これはタイヤのグリップ云々の問題ではなく、バイクの特性でしょう。ふらつくから不安に感じるということは全くなく、タイヤが路面に接地したときにはふらつきを吸収する力が働き、最速で姿勢を安定化させてくれます

 タイヤの話とは少し離れますが、ギャップの多い田舎の峠道では走行モードはDynamic Pro、サスペンションモードはRoadにした方が、よりタイヤと路面の接地感が増すと感じました。

 なお、空気圧はメーカー推奨の標準値で走行しました。空気圧を落とせばもっと路面への喰いつきがよくなるでしょうが、今回はツーリング中で荷物が多かったこともあり、それは試していません。

 上記は、荷物満載のツーリング中でのインプレッションです

 先代、当代のタイヤを同じバイクで、サーキットを極限で走り、どちらがよいかを試すようなインプレッションではありません。

 日本の道路事情の中で精一杯の走行をする分には、先代、当代ともに十二分な性能を発揮するタイヤだと思います

 あとは、当代の方がライフが長いということですので、その点がどうかでしょうね~

 荷物を満載にしてもこれだけの性能を発揮するミシュラン アナキーアドベンチャー2、とてもよいタイヤだと思います!

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