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遮熱フィルム (FGR-500)を貼ってみる -3-

アクセサリー
次のトライのために、失敗作を剥がす

 現在、フロントのサイドガラス、フロントガラスの3面に遮熱フィルムを貼ろうとしています。まずはフロントのサイドガラス2面をと思いトライしましたが、1回目は完敗、2回目にちょっとだけコツがわかったかな?という状態になりました。

 さあ、これから3度目のトライ!
 3度目といってもフロント2面の施工を3度目ですから、5回目、6回目の作業になるわけです。購入した1070mm×3000mmのフィルムは、今回のトライで使い切ることになりました・・・。これだけの量で3面仕上げるつもりでしたが、まぁ、何事も練習だ!と割り切ることにしました。この機会にウィンドウフィルム張りの技術を習得すれば、今後何かの役に立つかもしれないし・・・(可能性は薄いけど(涙))。

 2回目にわかったコツというのは、フィルムとガラスの両面にとにかくたっぷりの洗剤水をかけること。これに尽きます。

 この時に吹きかけるのがただの水だと表面張力が強く、水自身が球状に丸まろうとします (エネルギーの高い「表面」の面積を最小化する力が働く)。そうするとフィルムやガラス表面に水がシッカリと濡れないので、界面活性剤(洗剤)を添加して表面エネルギー(≒球状に丸まろうとする力)を下げてフィルムやガラス表面が濡れた状態を作り出すわけですね。界面活性剤はわずかの量で効力を発揮しますので、よく言われるように、1Lの水に対して数滴の添加で充分です。

FIAのホームページより。フィルムの滑りをよくするためにはぬれがよい(はじきが悪い)方がよいのですが、水に界面活性剤を添加することで水自身の表面エネルギーを下げ、ぬれをよくします
https://www.fia-sims.com/p40-interface-science.html

 さあ、フィルムを切り出して、フィルムとガラスの両面をたっぷり濡らして、いざ!

 そこで、強風が・・・・(涙)。

 はぁ、フィルムが風になびき、鋭角上のキズがいくつもついてしまいました・・・。こういうの、車内から見るとはたいして目立たないけれど、車外からは結構目立つのです。

 時々、気泡たっぷりだったりよれた状態だったりの、エッ!と驚くレベルの超素人仕事で貼られたフィルムをそのままにしているクルマを見かけます。私はいつも、「これだったら剥がした方がマシなんじゃないの?」と思ってしまいますが、車内からみると案外目立たず、乗ってる当人にはそれほど気にならないのかもしれません。

車内からはたいして気にならないものの、車外からは目一杯目立ってしまうフィルムの異常

 私はできれば社外から見ても綺麗な状態に施工したいので、今回の3回目のトライアルも練習と割り切ることにしました・・・。

 さぁ、今回得た教訓です。

  1. 遮熱フィルム(薄いPETフィルムに無機物をスパッタで堆積させたもの)は、ちょっとの刺激でよれたりキズが入ったりするので、細心の注意をもって扱うこと
  2. 風の吹く日に施工しない、あるいは風を遮ることのできる場所で施工すること
  3. フィルムの下端をドア内張りに入れ込むのに苦心するので、やはり内張りを剥がして施工した方がよさそうなこと
  4. できれば、手伝ってくれる人がいてくれた方がいいこと

 4回目のトライアルに向けて、追加のフィルムを注文しました!!

 フィルムは1ロールで1万円程度なので、ここまでで2万円 (今後追加になる可能性は否めません)。専門店で施工してもらえば、フィルム代込みで5万円程度。自分で貼るために費やした時間を時給換算すれば、どうやっても専門店に依頼した方が安いのですが・・・。

 いいんです!自分でやってみたいんです(涙目)!

今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!

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