夏場の暑い日差し。ガラス越しに伝わるあのジリジリとした暑さはたまりません。
ジリジリとした暑さはガラスを透過する赤外線に起因していますので、赤外領域の波長の電磁波をカット (正確には、反射)するフィルムをウィンドウに貼れば、夏場のドライブも快適です。
現在はフロントガラスやフロントのサイドウィンドウにも貼付できる、視認性を損なわないタイプの遮熱フィルムが販売されていますので、これを貼りさえすればよいのです。
ただし、街のフィルム屋さんに貼ってもらうとかなり高額な工賃がかかる上に、時期によっては予約が立て込んでしまい、施工は1か月先、なんてこともよくあることです。
せっかくの機会ですので、自分でフィルムを貼れる技術を獲得しようと、これまで何度もトライしてきました。その結果、フィルムをうまく貼れないある一つの重大要素を発見するに至り、その検証結果を今回ご紹介します。
これまでの失敗談は、本記事の末尾にリンクを示します。 (3回分の失敗談があります(苦笑))
これまでのトライアルの中で、サイドウィンドウにフィルムを貼るのに一番の障害になったのが、ドア内張りのゴムモールの隙間にフィルムを挿し込む、というプロセスです。
そう、この超狭い隙間にフィルムを挿し込もうと苦戦した挙句、いつも失敗してしまっていました。
(画像では、すでにドア内張りを外してしまっています)
ということで、今回はこのドアモールを外して施工してみることにしました。
まずは、ドアの内張を外します。外し方は、以下の記事をご参考ください。
内張を外したら、ゴムモールを掴み上に持ち上げれば、アッサリと外れてしまいます。
すると、サイドウィンドウはその下端までが丸見えで、ガラス下端を指で触れることができるほどの広大なスペース (隙間)が現れます。
この状態で、いつもの作業を実施してみましょう。
え、え、えっ!!!と思うくらいに簡単に、スムーズに作業が進むではありませんか!!!
そう、あの忌々しい隙間さえなければ、あの忌々しい隙間に手を煩わせずにさえすめば、作業効率は大幅アップ、作業難易度は大幅ダウンするのです。
結果、これまでとは全く異なり、満足できるレベルの施工ができました!
これまでのトライアルを振り返れば、4、5回は貼っては剥がし、貼っては剥がしを繰り返し、2ロールものフィルムを消費してしまいました。フィルムは決して安いものではありませんが、工賃に比べればどうというレベルの価格ではありません。そのうえ、自分で貼れるようになったという満足感は何物にも代えがたいものです。
(近くで見ると、ちょっとここが・・、というレベルの欠陥はあります。人様からお金をいただいてプロとして施工できるようになるまでは、もう2、3回は修練が必要そうです(笑)。)
去年の夏はいかにも素人施工のままの状態で過ごしてしまいましたが、このフィルムのおかげでジリジリとした暑さからは逃れられました。
今年の夏は、その快適さに加え、施工のシッカリとした状態で過ごすことができそうで、大満足です!
なお、私の購入したのは、IKC社製のシルフィードです。FGR-500であれば可視光線透過率は89%で、前席施工することに道交法上の問題はありません。
(商品リンクを貼ろうとしたのですが、うまくいきません。お手数ですが、各自でご調査願います。私は、楽天市場で購入しました。)
これまでの失敗経験のリンクを、以下に示します。いい経験をさせてもらいました!
今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!
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