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遮熱フィルム (FGR-500)を貼ってみる -2-

アクセサリー
2021.05. 乱雑なトランク内で型紙を補正

 ラッピングフィルム貼りでちょっぴり自信を持ち、ウィンドウフィルムに手を出してはみたのですが・・・、その1でご紹介した通り、完敗を喫することになりました。

 しかし、その1での経験からいくつかの(失敗に対する)仮説が浮かび、今回のその2ではそれらをつぶしていくことにしましょう!

 失敗の仮説を、下記に列挙します。

① フィルム貼付前の窓の洗浄が不足していた
 Youtubeではプロがこれでもか!というくらいにフィルム貼付前の窓を洗浄していたのですが、もともとズボラな私は「そこまでは必要ないべ」と、サッと洗浄するにとどまりました。
 前回の失敗の原因としてまず疑ったのは、このポイントでした。洗浄が不十分であれば、ウィンドウ表面に油汚れが残り、その部分を水で濡らすことはできません。そこに、もともと油との親和性の高いフィルム上の粘着剤 (エマルション系ではなく、溶剤系の粘着剤だと想定しました)が触れれば、ピッタリと粘着し動かなくなるのだろう、と。
 そこで、今回は洗剤を使ってウィンドウ上の油汚れを徹底的に落とすことにしました。

② 車内を必要以上に濡らすことに、躊躇してしまった
 クルマの設計上、車内にガッチリ水が浸入することは想定されていないでしょうから、そこに敢えて大量の水をまき散らすことに少々躊躇 (≒ビビって)しまいました。
 ①の油汚れの残りに加え、十分な水をかけなかったことを2つ目の失敗の原因と考えました。よくよく考えれば、内張内部に大した電装品が仕込まれているわけでもなし、気になるなら内張内部に水が浸入せぬよう手当をすればよいだけ。
 そこで、今回は少しの手当てをしながらも、タップリの水を吹きかけることにしました。

③ ヘラの大きさが適当でなかった
 実は1回目の施工時には、ペーパータオルを持っていくのを忘れていました・・・。使わなくなったカード類にペーパータオルを巻いてフィルムとウィンドウの間の水や気泡を追い出そうと考えていましたが、ペーパータオルを忘れたことから、ラッピングフィルムの貼り付けに使うスキージーを使用しました。このスキージー、先端にフェルトが取り付けられていてフィルムを傷つける可能性の低いのはよいのですが、フィルム接地面の長さがだいたい10㎝と、ウィンドウ面の曲率と比べれば大きすぎ、効率的に水等を追い出すことができませんでした (要は、フィルムとスキージーの間に隙間ができてしまう)。
 そこで、今回はペーパータオルを忘れず持参し、適切な大きさと考えられるヘラを準備することにしました。

④ 施工液に水道水を使ってしまった
 フィルム貼付の際はフィルムとウィンドウの間にたっぷりの施工液を吹きかけます。この施工液は水に中性洗剤を添加したものですが、その水として私は水道水を使いました。施工後のフィルムを見ると水のスジムラが結構残っているような・・・。
 正直なところ、水道水を使ったことがその原因だったかどうかは定かではありません。が、一つでも不安要素を排除するために、次は精製水を使うことにしました。

 上記を踏まえて準備したのが、下の物品類です。

 精製水はバッテリー補充液として1Lとか2Lの単位で購入できると思っていたのですが、ホームセンターのカー用品コーナーには純粋な精製水は置いておらず、精製水に何某かを添加した「バッテリー強化液」があるのみでした。今回の目的には何も添加していない精製水が必要でしたので、薬局で500mL入りのものを3本購入しました。まぁ、ペットボトルの飲料水と大差ない値段ですし、余れば窓拭き用の水として利用すればよいでしょう。
(なお、私のクルマに搭載されているバッテリーはAGMタイプで、精製水の補充は必要ない、というより補充してはダメなものです(補充できる構造にもなっていません)。以前、自分でバッテリー交換をしましたが、その内容は別途ご紹介する予定です。)。

 さて、今回の施工結果といえば?

 「ちょっと、わかってきたかな~」という感じです。やはり、前回は洗浄と施工液の量が圧倒的に足りませんでした。今回は、「おお、フィルムが滑るじゃん!」というのをある程度実感できました。

 今回の施工でも、いろいろと気付きを得ることができました!
 これらを胸に、次回へと続く!

 3回目のトライアルの様子を、こちらで紹介しています。

今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!

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