上の写真のバンパー、ドアミラーのカーボン柄は、私が貼ったものです。
本物のカーボンを奢るならともかく、「カーボン調」で「らしくみせる」なんて超ダセー!、とかたくなに信じていた私ですが、ある事件をきっかけに「カーボン調フィルム」を使用するようになり、始めこそは戸惑いましたが慣れてくればかなり綺麗に貼れるようになり、あちこち貼っては一人悦に入っていました。
フィルム貼りは結構難しいといされる作業の部類で、これを比較的自由自在にできるようになったとなれば、次に挑戦したくなるのはウィンドウのフィルム貼りです。
リア3面については、購入時に専門業者にスモークフィルムを施工してもらっており、ここをどうこうしようという気はありません。
今回トライしたいのは、フロント3面に遮熱フィルムを施工することです!
「ん!? フロント3面にフィルムなんて貼ってもいいの?」の疑問もあるやもしれませんが、可視光線透過率が75%以上のフィルムなら貼っても道交法に抵触することはなく、「可視光さえ規定以上を透過すれば、(人間の肉眼では識別できない)赤外や紫外をカット (反射、あるいは吸収)させること」になんらの規制はないのです。
なお、赤外 (赤色 (波長780nm程度)よりも波長の長い光(≒電磁波))は水分子の振動エネルギーに近く、水分子の振動を増幅する作用があります。体内のうち皮膚近傍の水分子が振動を強めれば摩擦熱を生じ、人は「熱い!」と感じます。こうした作用を持つ赤外光をカットするフィルムを窓に貼れば、真夏のジリジリとした暑さを和らげることができます。
そうしたフィルムとして今回チョイスしたのは、IKC社製のシルフィードです。FGR-500であれば可視光線透過率は89%で、前席施工することに道交法上の問題はありません。
この手のフィルムはプロ業者向けに販売単位が大きいのが常ですが、いまやネットで小分け販売するショップがたくさんあります。今回私は、こちらのショップで購入しました。
購入したフィルムのサイズは、1070㎜×3mです。これだけあれば、前席両サイドとフロントガラスを貼るのに充分でしょう!
*この時、私はこれまでのラッピングフィルムの経験を根拠に、「イッパツで」ウィンドウフィルムを施工できると慢心していました。この後、相応の試行錯誤が続くことも知らずに・・・。
購入したフィルムは、こちら。丁寧な梱包の上に、両端にはフィルムを打撃から守る宙吊りアタッチメントが装着されています。製品を非常に丁寧に扱う好感度の高いショップで、自信をもっておススメします!
まずは、新聞紙と赤鉛筆で型取りをしましょう!
F10の場合、フロントサイドウィンドウの型取りには新聞紙1枚ではちょっと不足しますね。
次いで、型に沿ってフィルムをカットしましょう。
刃物好きとしては、最近買って研ぎ上げたばかりの革断ち包丁 (別途ご紹介の予定です)を使ってみたいところでしたが、今回は使い慣れた汎用のアートナイフで切り出しました (ズルッ・・・(;^_^A)。
さぁ!、貼っていきましょう!
この時のために、たっぷりとYoutubeで予習しています!
(こんな貴重なノウハウが無料で公開されているなんて、ホント、いい時代になったものです!)
切り出したフィルムをウィンドウにあて、若干の修正を加えます。
内窓を綺麗に清掃してから、霧吹きで濡らしたリアウィンドウ本体を作業台として活用しながらセパレーターを剥がし(これが、結構厄介です)、フィルムの糊面と内窓を濡らし、貼り込んでいきます。
夢中で作業していたため、写真は多くはありません。
作業後の感想はといえば、「フー、まるでダメだったぜぇ~~~!」です。
フィルムをうまく動かせないは、シワは入るは、気泡は抜けないは、もしカネを払ってこの仕上がりなら激怒間違いなしです!
仕方ない・・・。
今回買ったフィルム3mでフロントガラス含め全部を貼ってしまう気でいましたが、この3mはサイドウィンドウを綺麗に貼れるようになるための教材代としよう、と思い直したのでした。ここで身につけたワザが老後の私を救ってくれるかもしれないし・・・(苦笑)。
とはいえ、今回の作業を通じて「ここがダメだったかな?」、という脳内シミュレーションを実施することはできましたので、「次はここを変えてみよう!」という前向きな気持ちで作業を終了することができました。
(逆に、何が何だかわからないけどゼンゼンダメだった!、という場合は、闇雲にもう一度トライするよりもさっさとプロに頼んでしまった方がいいかもしれませんね!)
さてと、家に帰ってまたYoutubeを見て、脳内シミュレーションで得た仮説の確からしさを検証してみることにしましょうか。
2回目のトライアルの様子を、こちらで紹介しています。
今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!
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