先般、雑誌の記事で「温泉、といって思い浮かべる県ランキング」なる記事を見ました。
意外だったのが、兵庫県がかなりの上位にランクインしていたことです。
確かに有馬温泉は有名だけど、私の好きな湯治場とはかけ離れたコンセプトの温泉場なので(私的には)除外、城崎温泉も有名で確かに景観は素晴らしいのだけど湯量が少なく循環温泉であることが(私的には)ちょっと・・・、ということで、私の中では兵庫県と温泉というイメージがリンクしていませんでした。
でも、温泉場、ではなく立ち寄り湯、ということであれば、兵庫県にも素晴らしい温泉がいくつかあります。
その一つが、私が好きで昔から時々訪れる「こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷」です。
ここはもう、ドバドバの源泉かけ流しがとてもうれしい温泉です。
源泉温度は低めで、入った直後は少し肌寒いのですが、入っているうちに体がポカポカあたたまってきます。私は、温泉には体を冷やす温泉と暖める温泉があると感覚的に思っているのですが、このぬくもりの郷は典型的な後者の例です。冷やす温泉の例は山形県瀬見温泉ですが、体を冷やすからよくない温泉だとは決して思ってはおらず、夏場などサッパリしてとても気持ちいいものです。
館内図と館内の様子が、こちら。
以前は男湯、女湯は固定でしたが、いまは入れ替え制のようです。今回、旧女湯の方に入りましたが、規模は旧男湯とそれほど変わりませんでした。
温度は低いけれど体を温める源泉と、加温した湯を愉しむことができます。外には、広大な露天風呂もあります。源泉かけ流しを売りとする温泉には珍しく、サウナだって装備されています!
この日は利用しませんでしたが、館内には比較的大きな食堂もありますので、このご近所の方の中には、湯に浸かって酒でも呑んでと、一日ゆっくりと過ごされる方もいらっしゃるのかもしれません。これも、贅沢な一日の過ごし方ですね~。売店も、充実しています。
詳細は、ぬくもりの郷のホームページをご参照ください。
敷地内の別の建物には、こんだ旬菜市農なる農産物直売場もあります。
ここ今田は丹波篠山とも近く、訪れた時は丹波名産の黒豆の季節でした。入浴前は開店前で軒先に準備されていた枝付きの丹波の黒豆(白い布で覆われています)は、入浴後にはすべて売り切れていました。
枝付き黒豆はなくとも、地の野菜が安価に販売されており、私もいろいろと購入しました。
帰り道、三田市内の心月院という禅寺を訪れ、明治・大正・昭和を駆け抜けたダンディ白洲次郎とその妻の正子の墓を参りました。こちらについては、また別途紹介します。
今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!
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