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自転車博物館サイクルセンターがリニューアルしたそうです。旧センターの様子を紹介します。

博物館・美術館
展示面積に対して展示品が多すぎて、倉庫に押し込められた名品たち

 クルマ好きになる前、小学生よりも以前から私は自転車好きでした。

 小学生の時にはすでにモンキーレンチを片手に、いろいろな箇所をいじっていました。どうしようもなくなり、オヤジに直してもらったことしばしばですが(苦笑)、それを含めていろいろと勉強になりました。

 かつて、自転車好きをワクワクさせる博物館が大阪府堺市にあり、私は何度か訪ねていました。

 その博物館の名は、自転車博物館サイクルセンターです。

 サイクルセンターは2021年12月に惜しくも閉館してしまいましたが、現在は同じ堺市の近隣に「シマノ自転車博物館」としてリニューアルしたそうです!
 旧センターは少しスペースが狭く数多の展示品を持て余し気味でしたが、新博物館では展示スペースが3.5倍に拡充したとのこと!

 早々に新博物館を訪れレポートしますが、その前に、旧センターがどんなものだったか、ここに示します。

 入館すると、まずドライジーネという、ドイツ製の世界初の自転車が展示されています。
 このドライジーネは1818年製、つまりは江戸時代のものです。

 そして、ドライジーネから今日に至るまでの自転車の進化の様子を時系列で愉しむことができます。
 いやはや、壮観!!

 こうした「自転車自体」の進化も面白いのですが、それよりも、メカ好きの私にとってはコンポーネント、特にディレイラー (変速機)のメカニズムや進化の様子を見られる、近年の競技自転車の進化の様子の方が興味深いものでした。

 そして、私にとってこのセンターを象徴するアイコニックな2台がこちら!

 前者は、かつては私も自転車キャンパーだったことを思い起こさせる1台。後者は、語るに及ばず。80年代に小学生時代を過ごした男の子であれば、だれしも「うぉっぉーーーー!!!」と雄たけびを上げたくなる1台でしょう。

 当時の私が乗っていたのは、リトラクタブルヘッドライト、ウインカーが搭載された高級車でした(笑)。この当時は、クルマのマニュアルギアを模した変速機が搭載されたもの (この変速機は、電池で駆動します)、油圧ブレーキが奢られたもの等、もうバブル直前を予感させる豪華装備満載の自転車が多く存在し、チビッ子たちの心を熱くたぎらせたものでした。
 そうしたチビッ子たちが、その後10年ほどでバイク野郎になったり、ドリフトキングを目指して快適装備をなにもかも取っ払った特製マシンで峠を攻めるようになったのは、ごくごく自然の流れです。今のチビッ子たちが、「みんなとおんなじママチャリでいいや」などという考えでいるようでは、そりゃ、自動車やバイク業界が廃るわけです・・・。

 そして、冒頭の写真はストックヤードのものです。展示場に比べ、所蔵自転車の数が勝っていたのでしょう。ほとんど死蔵のような状態でした。ですので、自転車コンポーネントのトップメーカーであるシマノが出資し、今回の博物館新設に至ったのだと思います。

 堺市は古くから自転車の町だったそうです。シマノの本社も、堺市ですね。というのも、鍛冶産業で栄えていた堺市では刀剣や包丁だけでなく、これらに端を発し、自転車パーツなどの金属加工等も早くから手掛けるようになったからだそうです。

 新設されたシマノ自転車博物館、こんな様子だそうです。

 明日にも出かけようか、思案中です(笑)。

 私のおススメは、これです!!

今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!

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