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トド寝発祥の古遠部温泉で、トドになる

温泉
2020.09. トト寝発祥の古遠部温泉で

 古遠部温泉を知ったのは、東北ローカルテレビ局の鄙びた温泉特集ででした。
 青森県と秋田県の県境にあるいわば陸の孤島のような立地ですから、観光客がたまたま訪れるということはほとんどなく、地元の常連さんか、口コミを辿ってやってくる温泉マニアが客層の大半を占めるようです。

 古遠部温泉は私の好みドンピシャの温泉でしたので、折を見て是非に訪ねたいと考えていました。でも、当時私の住んでいた宮城県の北方の街からみても古遠部温泉はかなりの辺境で、なかなかその機会に恵まれませんでした。一度だけ、偶然にも国道沿いに「古遠部温泉」の看板を目にしたことがありましたが、その時は前を走るトロトロ運転のトラックに道を譲ってもらった直後、「さぁ、こっからワインディングを駆け抜けるぜ!!」の気分でしたので、千載一遇のチャンスであったにもかかわらず、立ち寄ることは見送ってしまいました。

 さて、念願の古遠部温泉。名前の「古遠部」は、このあたりの地名のようです。
 入り口を入り、レトロな館内を歩いていきます。

 あらら、とてもステキなポスターが!!!

 どど~ん!!こちらが、かの (一部に)有名な浴槽です!!

 見てください!
 ドバドバドバドバ、豊穣な湯がこれでもか!!、と溢れ出ています!!!

 浴槽に浸からずとも、洗面器を枕に浴槽の外で寝転んでいるだけでたっぷりの湯に抱かれます。
 湯船の外に寝転ぶ湯客の群れがさながらトドに見えたことから、ここでの湯あみのスタイルが「トド寝」と呼ばれるようになったそうです。普通は「浴槽外で横にならないでください!」の注意書きがあるところ、こちらでは「浴槽外では他のお客様と譲りあって横になってください!」となっています(笑)。

 窓を開けることができなかったのでうまく撮れませんでしたが、脱衣所からの風景がこちらです。

 ドバドバドバ、湯が溢れています。
 大地からの恵みである湯を、ほんの少しだけ人間が湯あみに利用させていただき、大半を大地に還しているのですね~。
 恐るべし、東北の豊かな自然!!

今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!

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